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ホームページはあるのに、なぜ選ばれない?「ここにお願いしたい」と思われるホームページ作り

  • 2 日前
  • 読了時間: 13分

こんにちは!

新潟・新発田で「聴き役デザイナー」として活動している、Design KAI GRAPHの瀬沼華衣です。


ホームページ制作のご相談をいただいたときに、Webサイトの役割についてお話しすると、


「ホームページって、思っていた以上に大事なんですね……!」


と言われることが、本当によくあります。


実はこれ、私が10年以上前からずっとお客様にお伝えしてきたことなんです。


「会社案内として、とりあえずあればいいかな」


「Instagramをやっているから、ホームページはそんなに必要ないかも」


「昔作ったホームページが一応あるから、そのままでいいかな」


そう考えている方も、まだまだ多いです。

もちろん、InstagramやSNSも大事です。


チラシも名刺も大事。


でも私は、ホームページにはそれらとは少し違う、大切な役割があると思っています。


それは、


「この会社にお願いして大丈夫かな?」


と思った人が、きちんと情報を確認して、納得して選ぶための場所であること。


今のお客様は、一つのお店や会社だけを見て決めるとは限りません。


気になる会社をいくつか見つけて、サービスや料金、実績、考え方などを比較しながら、


「自分にはどこが合っているだろう?」


と考えます。


私は、この「比べられること」自体は悪いことだと思っていません。


むしろ、


比べてもらったときこそ、その会社らしさや強みを伝えるチャンス。


だから私は、ただ綺麗なホームページではなく、


「ここにお願いしたい」と思ってもらえるホームページ


を作ることが大切だと考えています。



ホームページの役割は「会社案内」だけじゃない


ホームページというと、


会社概要があって、 


サービス一覧があって、


料金が書いてあって、


お問い合わせフォームがある。


そんな「Web上の会社案内」をイメージする方も多いと思います。


もちろん、それも必要です。

でも、それだけではすごくもったいない。


たとえば…


Instagramでたまたま知った。


知人から紹介された。


チラシを見た。


名刺をもらった。


検索して見つけた。



そんな人が、


「ちょっと気になるな」


と思ったあとに、ホームページを見に来ます。


そのとき、お客様が知りたいのは会社概要だけではありません。


「ここは私の悩みを解決してくれるのかな?」


「他の会社とは何が違うんだろう?」


「どんな人がやっているんだろう?」


「ちゃんとしている会社なのかな?」


「実際にお願いした人はどうだったんだろう?」


「料金はいくらくらいなんだろう?」


「相談したら、無理に契約を勧められないかな?」


いろいろなことを考えながら見ています。


つまりホームページは、


お客様の中にある「分からない」「ちょっと不安」を、一つずつ解消していく場所


でもあるんです。


私はここが、とても大事だと思っています。



他社と比べられたとき、選ばれる理由は何ですか?


ホームページ制作のヒアリングで、私がよく考えることがあります。


それは、


「もし今、この会社と競合他社のホームページを並べて見たら、どうしてこちらを選ぶんだろう?」


ということ。


価格でしょうか?


実績でしょうか?


対応の早さでしょうか?


人柄でしょうか?


専門性でしょうか?


その会社が大切にしている考え方でしょうか?


ここがホームページを見ても分からなければ、お客様は判断できません。


そして判断できなければ、

「とりあえず、もう少し他も見てみよう」

となってしまいます。


だから私はホームページを作る前に、


「この会社が選ばれる理由って、何だろう?」


というところをかなり考えます。


でも、この「選ばれる理由」って、お客様自身が最初から分かっているとは限らないんですよね。


むしろ、


「うちって普通ですよ」


「他社との違いなんて、そんなにないと思います」


と言われることも多いです。


そこから話を聴いていきます。


すると、


「え、それって他ではやっていないんですか?」


「その対応、すごく大事じゃないですか?」


「お客様って、そこを喜んでいるんじゃないですか?」


というものが出てくる。


本人にとっては当たり前すぎて、強みだと思っていなかったことが、


お客様にとっては、


「ここにお願いしたい」と思う理由


になることがあります。


私はホームページ制作の中で、こういうものを見つけることがものすごく重要だと思っています。 


「伝えたい情報」と「お客様が知りたい情報」は、意外と違う


そして、ホームページを作るときにもう一つ、私がすごく大切にしていることがあります。


それが、


「お客様の目線で、客観的に見ること」


です。


これ、簡単そうに見えて、自分の会社のことになるとなかなか難しいんです。


なぜなら、事業をしている本人にとっては、


サービス内容も、


申し込みの流れも、


業界で使われている言葉も、


普段当たり前にやっていることも、


全部「知っていて当然」だから。


だからホームページを作るときにも、


「これは説明しなくても分かるよね」


「それより、うちのこだわりをもっと伝えたい」


「このサービスについて詳しく載せたい」


となりやすいんです。


でも、初めてホームページを見るお客様は、その前提を何も知りません。


ここで、事業者側とお客様側の“ズレ”が生まれます。


私は、


「会社が伝えたいこと」と

「お客様が知りたいこと」は、

必ずしも同じではない


ということをいつも意識しています。


たとえば、会社側としては、


「私たちはこんな想いで事業をしています」


ということを伝えたい。


もちろん、それもとても大切です。


でも、初めてホームページを見るお客様は、その前に、


「私も利用できるの?」


「私の悩みでも相談していいの?」


「具体的に何をしてくれるの?」


「いくらくらいかかるの?」


「問い合わせたら、そのあとどうなるの?」


「どんな人が対応してくれるの?」


といったことを知りたいかもしれません。


ここが抜けたまま、会社の理念やサービスへのこだわりだけをたくさん伝えても、


お客様からすると、


「いい会社なのは分かった。でも、私がお願いしていいのか分からない」


という状態になってしまうことがあります。


これ、本当にもったいないんです。



自分の会社だからこそ、自分では見えないことがある


ホームページの打ち合わせをしていると、私から、「それ、ホームページに書いていないんですか?」と聞くことが結構あります。


すると、「え?それって書いたほうがいいんですか?」と言われる。


でも、初めてサービスを利用する人からすると、そこがものすごく知りたい情報だったりします。


逆に、お客様が「これは絶対載せたい」と思っている情報でも、見る側からすると、


「それより先に、こっちを知りたいんじゃないかな?」


ということもあります。


だから私は、お客様から言われた内容をそのままホームページに並べるだけではありません。


一度、外側から見ます。


「初めてこの会社を知った人だったら、ここで何が分からないだろう?」


「どこで不安になるだろう?」


「何が書いてあったら、もう少し読んでみようと思うだろう?」


「何が分かれば、問い合わせてみようと思えるだろう?」


そんなふうに、お客様側の立場に切り替えて考えます。


私は、この客観的な視点を入れることも、ホームページ制作の大切な仕事だと思っています。


問い合わせが来ない=デザインが悪い?


「ホームページを作ったのに、全然問い合わせが来ないんです」


というご相談もよくあります。


そんなとき私は、「じゃあデザインを新しくしましょう!」とは、すぐには言いません。


問い合わせが来ない理由は、一つではないからです。


そもそもホームページを見てもらえていないのかもしれません。


見てもらえているけれど、「自分向けのサービスだ」と伝わっていないのかもしれない。


サービス内容は分かるけれど、他社との違いが分からないのかもしれない。


実績やお客様の声が少なくて、不安なのかもしれない。


お問い合わせまでの動線が分かりづらいのかもしれない。


あるいは、「相談してみようかな」と思った最後のところで、何かが引っかかっているのかもしれません。


だから、まず見るべきなのは、


「デザインが古いか、新しいか」だけではありません。


誰に見てほしいホームページなのか。


その人が何を知りたくて見に来るのか。


何を不安に感じるのか。


何が分かれば相談してみようと思えるのか。


そこから考える必要があります。



私がトップページを見るときに確認していること


ホームページのご相談をいただいたとき、私は特にトップページをよく見ます。


最初に、


「誰のための会社なのか」が分かるか。


「何をしてくれる会社なのか」が分かるか。


そして、「なぜここにお願いするのか」が少しでも見えてくるか。


ここがすごく大切です。


たとえば、よく見かけるキャッチコピー。


「地域に寄り添い、未来を創造します」


「お客様第一で、最高のサービスを提供します」


という言葉。


もちろん、悪い言葉ではありません。


でも、これだけだと、


「具体的に何をしてくれる会社なんだろう?」


「私にどう関係するんだろう?」


というところまでは分からないんですよね。


私は、こういう“いいことを言っているけれど、誰にでも当てはまりそうな言葉”をそのまま使うより、


「誰の、どんな困りごとを、どう解決している会社なのか」


まで伝えたいと思っています。


「伝えたい順番」ではなく、「知りたい順番」で考える


ホームページを作ると、


「これも載せたい」


「このサービスも載せたい」


「会社の歴史もちゃんと説明したい」


と、情報がどんどん増えていきます。


もちろん、一つひとつは大切な情報です。


でも、ホームページは情報をたくさん載せれば伝わるわけではありません。


私は、


お客様が知りたい順番で見せること


を意識しています。


まず、「ここは自分に関係ありそう」と思ってもらう。


次に、「こんなことをしてくれるんだ」と理解してもらう。


そして、


「他とはここが違うんだ」


「ちゃんと実績もあるんだ」


「この人なら相談しやすそう」


と、少しずつ不安を減らしていく。


その先に、「じゃあ、一度相談してみようかな」がある。


この順番を考えずに、会社側が伝えたいことを全部並べてしまうと、読む人が途中で迷子になってしまいます。


ホームページは、ただ情報を置く場所ではなく、 


お客様が納得する順番をつくる場所。


私はそう考えています。


私は、ホームページだけを見て作りません


ここも、私がホームページ制作でとても大切にしているところです。


私は、ホームページ単体だけを見て考えません。


お客様は、どこからこのホームページに来るのか。


Instagramから?


Googleなどの検索から?


チラシから?


紹介から?


営業でもらった名刺から?


その前に何を見て、どんな気持ちでホームページを開くのか。


そして、ホームページを見たあとに何をしてほしいのか。


電話?

お問い合わせ?

予約?

資料請求?

見学?


そこまで考えます。


たとえば、Instagramですでに人柄をしっかり発信しているのであれば、ホームページではサービス内容や実績を詳しく伝えたほうがいいかもしれません。


逆に、検索から初めて来る方が多いのであれば、


「そもそも何をしている会社なのか」


「誰が対応してくれるのか」


というところから丁寧に伝える必要があります。


私はこういう、ホームページに来る前から、見た後までの流れを考えることが、すごく大切だと思っています。



ホームページを見直したお客様からいただいた変化


実際に、ホームページを「ただの会社案内」ではなく、誰に何を伝えるかから整理してリニューアルしたお客様からは、こんなお声をいただいています。


製造業のお客様からは、


「以前のホームページは何年も問い合わせがありませんでしたが、リニューアル後は毎月安定して新規の問い合わせが入るようになりました」


というお声をいただきました。



サロンオーナーのお客様からは、


「自分たちの強みがどこにあるのかを対話の中で引き出してもらい、ページに落とし込んだことで、相性の良いお客様から選ばれるようになりました」


というご感想も。


また、専門職のお客様からは、


「他社と比較していたお客様から『ホームページを読んで一番信頼できそうだと思った』と言って選んでいただけました」


というお話をいただきました。


私は、問い合わせの「数」だけを増やせばいいとは思っていません。


その会社の考え方や強みをきちんと伝えることで、「ここが自分に合っている」と思ってくれる方に来てもらう。


そのほうが、お客様にとっても会社側にとっても、いい関係につながると思っています。



「訴求力」は、強い言葉を書くことではない


「訴求力のあるホームページ」と聞くと、ものすごく強いキャッチコピーを書いたり「今すぐお問い合わせください!」と何度も表示したりするイメージを持つ方もいるかもしれません。


でも、私が考える訴求力は少し違います。


私は、


ターゲットさんが知りたいことを、分かりやすく、ちゃんと伝えること


だと思っています。


誰に向けたサービスなのか。


どんな悩みを解決できるのか。


どうしてこの会社ならそれができるのか。


実際に利用した人はどうだったのか。


どんな人が対応してくれるのか。


料金や依頼の流れはどうなっているのか。


そうしたことを、一つひとつ丁寧に伝えていく。

その結果、


「ここなら大丈夫そう」


「この人に相談してみたい」


と思ってもらえる。


私は、無理に売り込むホームページより、


読んだ人が自分で納得して「ここにお願いしたい」と思えるホームページを作りたいです。


だから私は、まず「聴く」ことから始めます


Design KAI GRAPHのホームページ制作では、いきなりデザインを始めません。


まず、お話を聴きます。


どんな仕事をしているのか。


なぜこの仕事をしているのか。


どんなお客様に来てほしいのか。


今のお客様は、なぜ選んでくれているのか。


どんなことで喜ばれているのか。


逆に、今どんなことに困っているのか。


そこから、その会社自身もまだ気づいていない、


「選ばれる理由」


を一緒に探していきます。


そして、


話を聴く。


強みを見つける。


言葉にする。


一度客観的なお客様目線で見直す。


必要な情報を整理する。


読んでもらう順番を考える。


問い合わせまでの流れを設計する。


最後に、それを直感的に伝わるデザインへ落とし込む。


ここまでが、私にとってのホームページ制作です。


「綺麗なWebサイトを作ること」だけが仕事ではありません。


その会社にしかない魅力を整理して、それを必要としている人にきちんと届く形にすること。


私は、そこまで一緒に考えたいと思っています。


「何を直したらいいか分からない」状態でも大丈夫です


「ホームページから問い合わせが来ない」


「今のサイトがいいのか悪いのか、自分では分からない」


「他社と比べたときに、何が違うのか伝えられていない気がする」


「リニューアルしたいけれど、何から考えたらいいか分からない」


そんな状態でも大丈夫です。


むしろ、


何が原因か分からないところから一緒に整理するのが、私の仕事です。


文章を全部用意してから相談しなくても大丈夫。

自社の強みを完璧に言語化できていなくても大丈夫です。


「なんとなく今のホームページ、違う気がする」

そのくらいでも構いません。


お話を聴きながら、


どこが伝わっていないのか。


本当は何を伝えるべきなのか。


お客様は何を知りたいのか。


どんな人に来てほしいのか。


そして、どうしたら


「ここに相談してみたい」


と思ってもらえるのか。


一緒に整理していきます。


他社と比べられたときに、価格だけではなく、

「私はここがいい」と思ってもらえるホームページにしたい方。


まずは今感じていることを、そのまま聞かせてくださいね(^^)

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